お客様が最初に尋ねるのは、 「同意なく個人情報を収集しているのでは?」 答えは明確です。私たちが見ているのは個人の身元ではなく、 企業の関心を示すシグナルです。

01 — 概要
なぜ「データ」で売るのか
従来のB2B営業が担当者の人脈や勘に頼っていたのに対し、現代のB2B営業には、 データに基づく科学的なアプローチが求められます。CONNECT AIは、 営業の道しるべとして、購買意向を持つ見込み企業の特定と、その企業に最適な提案を行うことを支援します。
しかし、お客様がまず抱く疑問があります。 「自社サイトの訪問者や提案書を閲覧した人の個人情報を、無断で集めているのでは?」 この誤解を解くことが、営業の第一歩です。
02 — 基本
識別データと非識別データ
私たちが扱うのは「個人の身元」ではなく、 「企業の関心シグナル」です。違いは下の表で確認できます。
| 区分 | 識別データ(個人情報) | 非識別データ(企業の行動シグナル) |
|---|---|---|
| データの定義 | 特定の個人を識別できる情報 | 個人を識別できない、企業単位の活動情報 |
| 主な例 | 氏名、個人の電話番号、住民登録番号、個人のメールアドレスなど | アクセス元企業のIPアドレス、提案書の特定ページでの滞在時間、価格資料の閲覧有無など |
| 法規制の範囲 | 個人情報保護法・GDPRなどによる厳格な規制(事前同意が必須) | こうした規制への懸念を抑えた分析(公開活動・非識別の行動分析) |
| 営業での利用目的 | 「特定の個人」が誰かを追跡し、接触する | 「どの企業」が「何に関心を持つか」という購買の文脈を把握する |
03 — 伝え方
営業コミュニケーションの指針
「私たちは、 ジョン・ドウという個人を追跡しているわけではありません。当社のソリューションは、適法で安全な範囲において、 A社という組織が当社製品にどのような関心を示しているかを分析するものです。」
このメッセージを明確に伝えることが何より大切です。次回は、こうした「企業の関心シグナル」を実際に検知・分析する仕組みを、3つのステップで説明します。
セールスインテリジェンスを理解する · 全3回シリーズ