貿易の成果は契約に残る。その前の過程は、どこにも残らない。
- 大会名
- 「2026年韓国貿易学会全国貿易学者大会・夏季国際学術大会」 — テーマ:「新しい貿易秩序の危機と韓国貿易の未来戦略」
- 日時
- 2026年8月21日(金)10:00–17:30
- 会場
- 慶熙大学ソウルキャンパス・オビスホール
- 主催
- 韓国貿易学会 · 慶熙大学グローバル貿易金融研究所
- 共同主催
- 中央大学データ活用型流通・物流人材養成事業団 · 中央大学産業経営研究所
- 後援
- 産業通商資源部 · K-Medical Partners · 韓国情報教育院 · Orient Star Logics · 韓国関税士会 · CONNECT AI — CONNECT AIを含む大会の後援機関
- 発表枠
- セッションII(251号室)15:00–15:30

この発表のために制作した動画(英語)
デジタル行動を読み解くとは何か。1分44秒の英語動画で紹介します。
成果を測る物差しは、まだ貿易1.0のまま
貿易の仕組みは人脈からオンラインへ、さらにデータへと移りました。しかし、測定の物差しは変わっていません。商談件数、契約金額、参加者の満足度はいずれも事後に集める指標で、記憶と自己申告に依存しています。
発表では、そこに三つの構造的な限界があると指摘しました。契約は初回接触から数か月〜1年後に成立するため、1学期や単年度事業の枠内に収まりません。満足度調査が測るのは認識であり、行動ではありません。そして送信から契約まで、開封されたか、どこに滞在したか、再訪したかという過程は、どこにも記録されていません。
名刺一枚をデータと次の行動に変える6段階
発表で示した実習モデルです。各段階にログが残り、そのログを次の段階の判断材料にします。
名刺を読み取り、商談内容を記録する。
ドメインの信頼性、国際制裁リスト、企業の実在性を確認する。
企業、製品、担当者の役割を確認する。
調査に基づいてメッセージと資料を作る。
開封、有効セッション、再訪問を読み解く。
優先順位を決め、次の行動を実行する。
セッションIIプログラム
| 時間 | テーマ | 発表者 |
|---|---|---|
| 14:00–14:30 | 国家R&D要因が国別・技術別の技術輸出に及ぼす影響 | キム・ドンヒョン(KISTEP) チャン・ヨンヒ(K-Medical Partners) |
| 14:30–15:00 | 韓国開化期の貿易教科書『商業學』の研究 | キム・ソングク(木浦海洋大学) イ・ヤンギ(釜山大学) |
| 15:00–15:30 | AI貿易人材育成におけるデジタル貿易インテリジェンスの活用モデル — Connect AIの事例 | チョ・ウォンギル(南ソウル大学) ヤン・ソンイ(CONNECT AI) |
| 15:45–16:15 | 韓国の貿易のための援助が受援国の輸出成長に及ぼす影響 — パネル分位点回帰分析 | パク・ギテ(成均館大学) |
| 16:15–16:45 | 予測から適応的オーケストレーションへ:強靱で持続可能なスマート物流センターのためのエージェント型AI・デジタルツインの枠組み | チョン・ジェヨプ(南ソウル大学) |
二つのキャンペーンで見えたこと
研究の分析単位は、大学の貿易実習で実行した二つのキャンペーンです。一つは東南アジア向けの新規開拓(2026年7月、120件送信)、もう一つは北米の食品展示会で会ったバイヤーへのフォロー(2026年8月、115件送信)でした。
二つは性質の異なるキャンペーンであり、優劣を競う比較ではありません。同じ物差しで過程を測ると何が見えるかを観察しています。関心段階への到達率は8.3%(10/120)と45.2%(52/115)、強い関心を示す段階への到達率は0.8%(1/120)と9.6%(11/115)でした。
フォローキャンペーンでは115件中52件が関心段階以上に達し、内訳は関心あり41件、強い関心あり11件でした。最も強い反応を示したバイヤーに対して、システムは即時のフォローを推奨しました。その後に返信とサンプル発送の要請がありましたが、バイヤー名・企業名や件数は非公開です。数値が示すのは、送信量だけでは過程の違いを説明できないということです。
認識は質問して集めるもので、歪むことがある。行動は、すでに記録されている。— 発表資料「測定の層を変える — 認識から行動へ」より
残るもの、残らないもの
発表で最も長く説明したのは、成功例よりも停滞の箇所でした。メールは開かれたのに提案に到達しない地点をデータで特定し、原因を本文の導入と入口の動線に絞り、個別の電子パンフレットで改善しました。発表時点では改善前後の比較は進行中でした。研究では、この「診断 → 改善 → 再検証」の循環を、設計(W1–4)、現場(W5–8)、実験(W9–12)、転換(W13–15)の15週間実習モデルに整理しました。

発表では限界も示しました。性質が異なる二つのキャンペーンの記述的比較であり、統計的な一般化ではありません。メール開封には測定誤差があるため参考指標として扱いました。観察期間が短く、契約や輸出成果までは追跡していません。また、共著者が所属する企業のプラットフォーム上でデータを収集し、責任著者が出力を検証したことも開示しています。もう一点、CONNECT AIは大会の後援機関の一つとして参加者の食事を提供しました。後援と発表募集は学会が別々に運営する手続きですが、自社が後援した大会で自社事例を発表したという事実は、読者に伝えるべき事項です。
当日の風景








今回の発表はどこで行われましたか?
2026年8月21日(金)、慶熙大学ソウルキャンパスのオビスホールで開催された韓国貿易学会の「2026年全国貿易学者大会・夏季国際学術大会」でのセッション発表です。大会テーマは「新しい貿易秩序の危機と韓国貿易の未来戦略」で、CONNECT AIはセッションIIの15:00–15:30に口頭発表を行いました。
発表では何を取り上げましたか?
貿易実習や輸出支援事業の成果をどう測るかを取り上げました。商談件数や契約金額は結果の指標であり、送信から契約までの間にバイヤーが何を開き、どこに滞在し、再訪したかは記録されません。発表では、この空白をデジタル行動ログで捉え直せるか、二つのキャンペーンを事例に検討しました。
「デジタル行動ログ」とは何ですか?
送信、クリック、有効セッション、再訪問、後続行動の選択を指します。これらは最終的な輸出成果ではなく、プロセスの先行指標としてのみ解釈するという原則を示しました。メール開封はセキュリティボット、画像プロキシ、メールのプライバシー機能の影響を受けるため、参考指標に限定しています。
この記事の根拠は何ですか?
大会のリーフレット(印刷されたプログラム)と発表資料です。学術大会のセッションでの口頭発表であり、学術誌への掲載、受賞、選定ではありません。数値は発表資料の原文に基づき、バイヤー名、企業名、キャンペーン名は研究倫理の原則に従って非公開としています。
AI 貿易インテリジェンス専門家の教育・企業での実務・収入創出
教育 → 優秀な修了生の選抜 → 輸出企業への配属 → AI 貿易インテリジェンス業務 → 専門家としての収入
CONNECT AI は、AI 貿易技術の開発、専門家の育成、輸出企業での実務をつなぎます。修了生から優秀な人材を選び、輸出企業の現場に配属します。MORI を活用した市場・バイヤー分析、個別提案、反応分析、営業フォローなどの AI 貿易インテリジェンス業務を担い、専門家として収入を得るモデルを運営しています。
教育を受けた後に企業の現場でどのような仕事を担うのかは、仁川大学 GTEP 出身の Jung Han-young と Kim Hyun-a が参加した LALA PINK プロジェクトで確認できます。
Jung Han-young · AI ビジビリティの実務事例 →
英語のウェブサイト・FAQ・コンテンツと問い合わせの経路を整え、バイヤーが企業を発見して検討できるデジタル輸出基盤を構築しました。
Kim Hyun-a · グローバルセールスの実務事例 →
市場・バイヤー分析、個別提案と実際の接触、反応の記録と営業フォローを行いました。
行動ログは人材を証明する認定証ではなく、どこを改善するかを示す地図です。
